ハースF1チームは9日、2016年の新車がFIAのクラッシュテストをパスしたことを明らかにした。

 今年からF1に新規参戦するアメリカンチーム、ハース最初のF1マシンがFIAの義務付けるクラッシュテストを無事パスした。

 チームはこの日、公式Twitterに「FIAのクラッシュテストに合格した。次はカタルニアでのテストだ」と投稿し、最初の関門をクリアしたことを“拍手”で喜ぶと共にファンに報告した。

 チームオーナーのジーン・ハースは最近、F1参戦を2016年に延期するという当初の決断が「結果的にはかなり多くの時間を得ることになった」とコメント。チームプリンシパルのギュンター・スタイナーも、開幕戦が4月3日から3月20日に早まった際に「事は簡単ではなくなったが心配はしていない。ほかも同じだ。プロジェクトは順調であり、マシンはテストの準備ができると確信している」と語っていた。

 ハースは、F1参入にあたってフェラーリと技術パートナーシップを締結。多くのパーツ提供を受けるほか、風洞設備と最新スペックのパワーユニット供給が約束されている。

 シャシーはイタリアの老舗コンストラクターであるダラーラが請け負い、米カリフォルニアのカナポリスと英バンブリーにある旧マルシャのファクトリーで活動を行っていく。

Passed @FIA crash test. Next up: testing @Circuitcat_eng. #F1 pic.twitter.com/ipIgAfAn9G

— Haas F1 Team (@HaasF1Team) 2016, 1月 8

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