アゼルバイジャンで初めて行われるF1グランプリは、幻想的なトワイライトレースとして開催されることになった。
史上最多、21戦がスケジュールされた2016シーズンのF1では、第8戦ヨーロッパGPとしてアゼルバイジャンの首都バクーで初のF1レースが開催される。
この21戦をライブ中継する英Sky sportが明らかにしたスタート時間によれば、6月19日決勝の第8戦は18時スタート(現地時間/日本時間22時)になることが分かった。
例年、6月中旬のバクーは日没が21時15分とされているため、同地での決勝はトワイライトレースになることが濃厚とされている。
ただし、同日開催となるル・マン24時間とのバッティング問題は、FIA会長のジャン・トッドが唯一可能な事と語っていた時間調整の跡もなく、バクーの予選開始(現地時間18時)とル・マン(現地時間15時)のスタートが同時刻となっており、サルト・サーキットが感動のフィナーレを迎える15時(現地時間)にバクーのF1がスタートするという、少々残念なかたちになった。