アゼルバイジャン共和国の首都、バクーで10月19日〜20日に予定されているFIA GTシリーズの最終戦について、開催日が10月から11月に延期される可能性が浮上している。
今季のFIA GTシリーズの最終戦は、アゼルバイジャンの首都バクーに市街地コースを設定。2.72マイルのコースで『バクー・ワールドチャレンジ』と題し予定されていた。
イベントプロモーターのレナウド・ジーンフィルは「おそらくイベントは延期されるだろう。しかし、現状我々は大統領のオフィスから返事を待っているところだ」と語った。
「我々の計画では、高速のストリートサーキットを計画しているが、いくつかのシケインを設置する必要がある。我々は最も安全なコースを実現したいが、それにはより多くの時間が必要なんだ」
FIA GTシリーズをプロモートするSROのステファン・ラテルは「我々にはプロモーターから、レースを延期した場合どういった影響があるかについて、参加者とテレビ局、旅行代理店に関して問い合わせがあった。我々は回答を伝え、今はプロモーターからのフィードバックを待っているところだ」と状況を語った。
結論については今週末に出る予定となっているが、ラテルによればこのバクー戦には24台のFIA GT車両に加え、SROがプロモートするブランパン耐久シリーズ、イギリスGTのチャンピオンチームも招待される予定で、30台のエントリーを目指しているという。