2013年F1ベルギーGPの土曜予選で、マクラーレンのジェンソン・バトンは6位、セルジオ・ペレスは13位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 予選=6位
僕らに実力に見合ったポジションであり、運で得たものではない。6番手はいい結果だ。マシンの速さを表している。
今週末はマシンを理解するのが簡単ではなかったが、僕らの競争力はまずまずだし、ドライではそれなりの速さがある。だから明日もそうなのであればドライになってほしいね。
ドライなら表彰台か可能だ。簡単ではないだろうけど、ウエットになるよりは困難ではない。
6番手はいい結果だが、ここで望んでいた位置には届かなかった。その不足分は空力的な効率の問題からくるものではないかと疑っているんだ。モンツァの前にこの部分をじっくり分析しなければならないね。
スパの話に戻すと、Q3終盤での走行のタイミングは完璧ではなく、そのためにトップ3のドライバーたちに僕らより速いタイムを出されてしまった。それでもトップ6にイギリスのドライバーが3人いるのは素晴らしいことだよ。
明日が楽しみだ。予報どおり、雨になったり不安定な天候なら、上位勢にとって難しい状況になる。僕らは持っているインターすべてを使ってしまったからね。とにかく何が起こるか、様子見だね。エキサイティングなレースになるはずだよ。
セルジオ・ペレス 予選=13位
今日のような難しいコンディションでは、正しいタイミングで正しい場所にいなければならないんだ。それをうまくやって自分たちのポテンシャルを最大限に生かせなかったのが残念だ。ウエットではマシンはとても強力だから、予選でいい結果を出せるチャンスが大きかったんだ。
だから当然がっかりしている。出て行くのが少し遅すぎて、路面がベストな時期を逃してしまい、Q3進出につながっただろう1周を走れなかった。その時、路面が急激に改善していたから、走れていたら大幅にラップタイムを向上させられたはずだから残念だったよ。
だけどこれがレースだ。明日はまた別の一日だし、僕らのマシンは、雨になればまずまずの競争力を発揮するはずだ。だからベストを尽くしてチームのためにポイントを獲得し、今日の失望を払拭したい。