先月強盗に襲われて負傷したバーニー・エクレストンが、青あざの残る顔で高級時計の広告に出演した。
今年80歳になったエクレストンは、イギリスの自身のオフィスのそばで強盗に襲われて暴行を受け、時計や宝飾品類を奪われた。その中にはスイスの高級時計ウブロが含まれていた。
初のF1公式ウォッチ、F1キング・パワーの新たな広告には、右目の大きな青あざなどが痛々しいエクレストンの顔写真とともに、「ウブロのために人がどこまでやるか見るといい」というキャッチコピーが添えられている。
TopGear.comがウブロ社の関係者に取材したところ、エクレストンが自分の顔写真と上記の文章を同社のCEOに送りつけたのだという。ウブロは写真を修整することなくエクレストンのコメントと共に使用して広告を製作、12月8日付けのFinancial TimesおよびInternational Herald Tribuneに1日限定で掲載するということだ。
事件の後、エクレストンは、express.co.ukに対し、「タグホイヤーをつけていたら襲われなかっただろうに」と述べたという。