強盗事件が発生し、治安が問題視されているブラジルGPに関し、F1のボス、バーニー・エクレストンが、ブラジルは特に危ないということはなく、これからもずっとレースをやると主張した。

 ブラジルGPの週末、ジェンソン・バトンがサーキットからの移動中に彼が乗る車が強盗に襲われそうになった。また、ザウバーのエンジニア3人がホテルに戻る途中に強盗に銃を突きつけられ、金品を奪われたことも明らかになっている。

 しかしエクレストンは、こういった治安の問題がブラジルGPの将来に影響するのではとの指摘を打ち消したとMotorsport.comが伝えている。
「ここには40年ほど訪れて、歩き回っているが、一度もトラブルに巻き込まれたことがない」とエクレストンはインテルラゴスで語った。

 日曜のインテルラゴスではセキュリティが高められ、警察のヘリコプターが飛び、観客はボティチェックを受け、ドライバーは防弾車で移動していた。
 しかしエクレストンは、ブラジルの治安はオックスフォード・ストリートやニューヨークなどと変わらないと主張し、「レースには満足している。今後100年でもここでレースをするだろう」と述べている。

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