ナイジェル・マンセル率いるビーチディーン-マンセル・モータースポーツが、ポルトガルにあるポルティマオ・サーキットで2日間にわたってニューマシン「ジネッタ-ザイテックZ09R」の初テストを行った。
ナイジェルとその息子であるレオとグレッグは、このテストにおいて多くの時間をマシンの走行に費やした。彼らはこのテストで、シーズン序盤はライバルたちとの争い以外に天候とも戦わなければならないことを理解したようだ。
テスト初日はあいにくのウエットコンディションとなったが、チームはニューマシンのシェイクダウンとセットアップ作業を無事にこなし、サーキットコンディションの回復した翌日の午後には3人のドライバーがドライタイヤを装着した状態でマシンを走らせることに成功している。
「テストは期待していた以上の成果で素晴らしいものだったと言える」と元F1チャンピオンのマンセルは語っている。「ザイテックエンジンを搭載するマシンは何の問題もなかった」
「私はレオとグレッグをとても誇りに思っている。彼らは短い間ながらも、ダンロップがサポートするオレカのテストカーとコンペティティブな走りを繰り広げてくれた」
チームは来月初めにポールリカールで行われるLMS(ル・マン・シリーズ)のオフィシャルテストに参加する予定にしている。