アラン・プロストはフランス大統領、ニコラ・サルコジに会い、フランスGPがF1のカレンダーに再び含まれることの重要性を伝えた。
バーニー・エクレストンのFOMとの金銭的な合意を得られなかった結果、09年はこの半世紀以上の長きに渡って行われてきたF1フランスGPがない初めての年となる。
立地によるアクセスの不便さ、オーバーテイクの可能性の少なさなどから、選手、関係者、ファンに好評でなかったマニクールでのF1開催をなくそうと、ここ数年、エクレストンは圧力をかけていた。パリやパルク・ディズニーランド(ディズニーランド・パリ)への開催地の移動の声なども挙がっていたが、どちらも実現せず、フランスGPはカレンダー落ちとなった。
パリでのF1開催を強く後ろ盾してきたプロストは、F1GP開催による国際的なメディア露出や、地元経済への影響による効果の大きさをサルコジ大統領に伝えたとされている。
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