今季のIZODインディカー・シリーズにサム・シュミット・モータースポーツから参戦するサイモン・ペジナウが、3月のセブリング12時間でピケット・レーシングのHPD ARX-03aをドライブすることになった。
27歳のフランス人ドライバーであるペジナウは、これまでスポーツカーレースを中心に活躍。2010年にはハイクロフト・レーシングのHPDをドライブしたほか、プジョーでも活躍した。今季は再びオープンホイールに参戦することになり、サム・シュミットからダラーラ・ホンダをドライブすることになる。
そんなペジナウは、3月に行われるWEC世界耐久選手権/アメリカン・ル・マン・シリーズのセブリング12時間で、マッスルミルクカラーに塗られるピケット・レーシングのHPD ARX-03aをルーカス・ルーア/クラウス・グラフのふたりとドライブするという。
「新しい挑戦を始められることは嬉しいし、ALMS開幕戦にチームに加わることができるのを嬉しく思うよ。彼らはここ数年、僕にとって有力なライバルだったからね。彼らが素晴らしい実力を持っていると思う」とペジナウ。
「僕はHPDとチーム代表のグレッグ(ピケット)、それにクラウスと話して、この素晴らしい機会を得ることになったんだ。今年はインディカーとスポーツカーと、すごくチャレンジングなシーズンになりそうだ」
ペジナウは水曜日からセブリングで最初のテストに臨むという。