ルノーF1のセカンドシートを射止めたビタリー・ペトロフだが、その座が早くも危うくなってきているとの報道がなされている。

 2009年GP2ランキング2位のペトロフだが、チームにとっての魅力はその持ち込み資金にあると見られていた。しかしその資金が予定どおりに集まらないのではないかとの推測が出てきている。
 ペトロフは、チームの年間予算の約7パーセントにあたる1,500万ユーロを持ち込むことになっていると見られている。3月1日支払期限分の750万ユーロは、サンクト・ペテルブルグの銀行よりペトロフの父親名義で融資されることになっているものの、これが実行されるかどうか定かではなくなっていると報じられている。こういった状況の中で、ルノーはヘレステストに、リザーブドライバーのタン・ホー・ピンをスタンバイさせるとも言われている。

 ペトロフが降ろされた場合、ロバート・クビカのチームメイトとなるのは、1997年F1チャンピオンのジャック・ビルヌーブか、昨年までBMWザウバーでテストドライバーを務めていたクリスチャン・クリエンではないかと見られている。

本日のレースクイーン

七星じゅりあななほしじゅりあ
2025年 / オートサロン
尾林ファクトリー/東京オートサロン2025
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る