2014年F1アメリカGPの日曜決勝で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスは共にリタイアに終わった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=リタイア
残念なことにレースを最後まで走り切れずに終わった。ドライブを失いパワーがなくなり、チームから無線でマシンを止めるよう言われた。
それまでも決して楽なレースではなかった。1周目は大変な目に遭った。クラッシュしたセルジオとエイドリアン(・スーティル)のすぐ後ろにいたら、セルジオのフロントウイングが僕のマシンのすぐ前に落ちてきた。それを踏んでしまい、マシンとタイヤにダメージを受けた。ピットに入らなければならず、ポジションを大幅に落としてしまった。
その後、僕らは終盤ソフトタイヤで走るというプランを立て、似たような戦略のマクラーレン勢の後ろで走った。
リタイアするのはいつだって残念なものだけれど、幸い7日後には次のレースがあるから、またすぐクルマに乗れる。サンパウロ戦は僕のお気に入りのレースだから、次はもっといい週末になることを願っている。
セルジオ・ペレス 決勝=リタイア
今日の出来事は本当に不運だった。ターン15でエイドリアンに仕掛けた。彼がドアを開けていたのでインに入ったんだ。そしたらエイドリアンはドアを閉め始め、僕は何とか彼よりブレーキングを遅らせようとした。そのためにキミ(・ライコネン)との接触を避けられず、それによってエイドリアンとも当たってしまった。キミがあそこにいるとは思わなかったんだ。
本当に残念だ。このところ毎戦入賞していて、今回もその可能性が高かったし、この大事なレースでいい結果を出すつもりでいた。
今週末僕を応援しに来てくれたファンには残念な結果になってしまった。彼らにとって忘れられないレースにしたかったのに、それができずがっかりしている。