プレスインフォメーション\t2011年12月19日
若手ドライバー育成プログラム
2012年からモータースポーツにおける新しいジュニアプログラムを導入
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、国際若手ドライバー育成プログラムによりモータースポーツの拡充を図ります。2012年シーズン以降2人の若手ドライバーを、1年目にはポルシェ ジュニアとしてカレラカップ ドイツでサポートします。ポルシェは多額のシーズン予算を準備する予定で、対象となる若手ドライバーは自らチームを選ぶことができます。ジュニアコーチがレース以外にもサーキットでのトレーニングを指導します。このプログラムは4年間継続される予定です。
実力が十分なレベルに達したと判断されれば、ポルシェ ジュニアのドライバーは、2年目からF1のサポートレースとして開催される世界最速国際ワンメイクレースのポルシェ モービル1スーパーカップに出場することができるようになります。また同時にカレラカップ ドイツからGTキャリアをスタートさせることになる才能ある若手ドライバーを発掘していきます。資金面でのサポートだけでなく、若手ドライバーたちは国際的に成功を収めるポルシェのワークスドライバー同様の
サポートを受けることになります。適用されるトレーニングプランについての適性テストが常時行われ、メディアトレーニングやスポンサーへの協力義務もプログラムの一環として組み込まれます。
「長期若手ドライバー育成プログラムにより、非常に優れたポルシェ ジュニアチームの伝統を受け継いでいくつもりです。」とポルシェ モータースポーツを率いるハートムート・クリステンは話しています。「私達にとって、才能ある若者をサポートすることは未来への投資となります。LMP1プロジェクトに合わせて、ドライバーの布陣の拡充を考えています。
要するにプロトタイプレースへのワークスの貢献だけでなく、GTレースにも力を入れて、未来のワークスドライバーとともにカスタマーチームのサポートも図ります。」
1997年以来、ポルシェはモータースポーツでのフレッシュマン支援を強力に推し進めてきました。現在ポルシェのワークスドライバーであるティモ・ベルンハルト、マーク・リーブ、パトリック・ロングは、ポルシェ ジュニアの出身者です。最近では、2011年にマルコ・ホルツァーがポルシェ ジュニアからワークスドライバーに昇格しており、その他にもダーク・ミューラー、ルーカス・ルール、マイク・ロッケンフェラーなどの著名なドライバーが、この育成プログラムから育っています。