2015年4月28日
各国を転戦、マセラティの世界最高峰ワンメイクレースが10月に鈴鹿へ
「マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ」開幕戦ポール・リカール4/25・26開催
ル・カステレ発
今年で6シーズン目となるマセラティのワンメイクレース「マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ」全6戦の開幕戦が、4月25日・26日の両日、フランスのポール・リカール・サーキットで開催されました。
ピットストップなしの42分間2レース制になった今シーズン。ポール・リカールの初戦を制したのは、フランス人ドライバーのロメイン・モンティ。前日のレースでトップだったリカルド・ラガッツィーは2位につけ、総合点で首位に立ちました。レースは2台がクラッシュして、リタイア。セーフティカーの解除後に、ラガッツィーが10位のグリッドポジションから抜け出し、モンティ、パネピント、セグラーを追い越したものの、モンティがレースの主導権を奪い返しフィニッシュを飾りました。3位はステファン・パネピント、4位はアンジェ・バーデでした。
ベテランドライバーが多くを占める中、初出場のドライバーも参戦。今年3月に行われた「マセラティレーシングアカデミー」で好成績を収めて出場権を獲得したアレッサンドロ・フォグリアニがこのレースでデビューを飾り、最高順位14位でフィニッシュしました。またこのレースで初めて、インターナショナルカテゴリーにエントリー可能なGT4スペックの「マセラティグラントゥーリズモMC」が登場しています。
「マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ」は、世界を舞台に転戦。この後5月24日には舞台をオーストリアのシュピールベルクに移し第2戦、6月28日には米国ウィスコンシン州のロードアメリカで第3戦を開催。北米でのレースは8月23日にもバージニア州ダンビルのバージニア・インターナショナル・レースウェイ(VIR)で行われます。その後、シリーズは舞台をアジアへと移し、10月25日に鈴鹿で第5戦を初開催します。最終戦は12月11日に開催されるアブダビで、3年連続でこのサーキットでシリーズのクライマックスを迎えることになります。
ROUND1-Race2result
1.ロメイン・モンティ42’01.035
2.リカルド・ラガッツィー42’02.856
3.ステファン・パネピント42’03.662
ROUND1総合順位
1.リカルド・ラガッツィー36ポイント
2.アンジェ・バーデ25ポイント
3.ロメイン・モンティ23ポイント