16日、天候に恵まれたムジェロサーキットで、フェリペ・マッサが前日に引き続きフェラーリF2007のテストを行った。
15日は天候の関係で午後しか走行できなかったが、この日マッサは、デモ走行用のタイヤを装着した、コルセ・クリエンティ・デパートメントが用意したF2007で60周を走破した。
「今回走らせたのは来年のマシンとは全く違うマシンだけれど、完璧な感触を得られ、来季に向けて期待を感じられた」とマッサは語っている。
「すぐにかなり速いペースで走ることができたし、事故の前と比べて、ドライビングスタイルが変わったような感じは全くない。このプレゼントをくれたフェラーリに感謝したい。息子が生まれたこともあり、今年のクリスマスはいつも以上に特別なものになるよ」
年内にF1マシンでテストをしたいというマッサの願いを、フェラーリは“クリスマスプレゼント”としてかなえ、今回のテストが実現した。マッサはテスト終了後、家族が待つブラジルへと帰っていった。