1998年、99年のF1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンが、10月に中国のズーハイで開催されるGTアジアに出場することになった。
ハッキネンはズーハイで10月11日〜13日に開催されるGTアジア第4戦に、オーストラリアのエレバス・モータースポーツに加わり、メルセデスベンツSLS AMG GT3をドライブする。チームはオーストラリアV8に参戦するほか、SLS AMG GT3でバサースト12時間を制した実績をもっている。
エレバス・モータースポーツでは、ハッキネンの起用は中国のマーケットへのアピールだとしている。2010年にもズーハイで開催されたインターコンチネンタル・ル・マン・カップに出場した経験があるハッキネンは、今回弱冠17歳の香港出身のドライバー、マシュー・ソロモンとコンビを組む。
GT3カーを中心に争われるGTアジアは、今季全5戦で開催。岡山、富士と日本での序盤戦を終え、9月のマレーシア/セパンに続き10月にズーハイ、そして11月のマカオGPで最終戦となる。レースにはアジア圏を中心に多くのチームが参戦しており、日本人ドライバーも多数出場している。