ミハエル・シューマッハーのスキー事故の原因を究明するため、彼が装着していたスキーヘルメットについていたカメラが調べられていることがわかった。
シューマッハーは12月29日、スキー中の事故により、頭部に重傷を負い、現在フランス・グルノーブル大学病院で集中治療を受けている。彼の容体は安定してはいるものの、依然として深刻な状態であるといわれている。
AFPの報道としてBBCが伝えたところによると、カメラの存在は3日午後に明らかになったという。シューマッハーの家族は事故原因の調査のために関係当局にカメラとヘルメットを提出したが、事故の瞬間にカメラが作動していたかどうかはわかっていない。
一方、The Guardianは、フランスの検察は事故原因の調査の一環として、シューマッハーのマネージャー、サビーネ・ケームに近日中に話を聞く見込みであると伝えた。
ケームは火曜、メディアに対し、シューマッハーの事故は高速で滑走していたために起こったのではなく、岩にヒットして空中に放り出され、他の岩に頭から落下したようだと、コメントしていた。
グルノーブルの新聞Dauphine Libereの2日の報道によると、検察はケームのこの発言を検証するため、数日中に彼女に話を聞く意向であると述べたという。
また、BBCは、警察は事故を目撃したシューマッハーの息子から当時の状況を聞いたと伝えている。