ラリー/WRCニュース

投稿日: 2014.06.27 00:00
更新日: 2018.02.17 01:04

モンスター田嶋、2日目も決勝に向けセットアップ


2014 パイクスピーク・ヒルクライム レースレポート
6.26 練習走行2日目 ボトムセクション

 6月26日(木)、練習走行2日目のボトムセクションは、岩山に囲まれた昨日のトップセクションから一転してパイクナショナルフォレストの豊かな森林の中を駆け抜けるステージだ。僅か20Kmのコースでこれだけ表情が違うのは、まさにパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの難しさを如実に表すものと言える。

 昨日同様に、午前5時30分に走行スタート。天候は引き続き快晴で雨の心配は無い。ボトムセクションはコース長が9km弱あるため、走行は3本に止まった。E-RUNNERパイクスピークスペシャルを駆るモンスター田嶋は、果敢にコースを攻めるが、レースウィークに入ってから抱えている違和感を解消できず、思うようにアクセルを踏む事ができていない。結果的にライバルとのタイム差を充分に詰めることができなかった。

 チームでは、サスペンションを中心にセッティングを進めているが、路面とタイヤのマッチングが思う方向に進んでいかず、決勝レースへ向けての試行錯誤を続けている。明日の練習走行3日目は、再びミドルセクションを走行することもあり、何らかの方向性が見えてくるだろう。


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