F1屈指のハイスピードサーキットとして知られるモンツァが、新たにシケインの設置を検討していることが分かった。

 イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』の報道としてgrandprix.comが伝えるところによれば、アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァが将来的な2輪レースの開催に向け、高速右コーナーのクルバ・グランデに新たなシケインを設置することを検討しているという。

 記事では、すでにF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングも改修に同意しており、2017年の夏までに400万ユーロ(約5億1000万円)の費用をかけて改修が実施される見込みになっている。

 また、左−右と続くシケインには2.5メートルほどの高低差がつけられるとされており、シミュレーターでテストしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルも「面白い」と評価したという。
 ただ、このシケインがF1レース時も使用されるのか、2輪専用として使用されるかは定かではない。

 モンツァのイタリアGPをめぐっては、2017年以降の契約について、7年間の契約延長が合意間近と報じられたが、正式な発表はいまだアナウンスされていない。

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