昨年までル・マン・シリーズなどで活躍してきたOAKレーシングは、イギリスのモーガン・モーターカンパニーとの提携で誕生する『モーガンLMP2』を今季ヨーロッパ・ル・マン・シリーズ(ELMS)でも2台走らせると明らかにした。
OAKレーシングはこれまでOAKペスカローロ・ジャッドでヨーロッパやインターコンチネンタル・ル・マン・カップで戦ってきたが、2012年に向けモーガンと提携、モーガンLMP2としてWEC世界耐久選手権に1台が参加することをすでに発表している。
その一方でOAKレーシングは、今季ELMSとして開催されるヨーロッパのシリーズに、新設計のモーガンLMP2・ジャッドを2台投入。すでに発表されているWEC、ル・マン24時間と並行してプログラムを実施すると発表した。
「LMP2クラスは、今季ELMSでは最高峰のカテゴリーとなる。もちろんオーバーオールの勝利を狙っていくつもりだ」と語るのはチーム代表のジャック・ニコレ。
「ル・マンとWECと並行して、ELMSは我々のマシンの性能を試す場になる」
チームではドライバーラインナップについて、後日発表するとしている。