キミ・ライコネンが、土曜日の予選を前にグリッド降格のペナルティを受けることが明らかになった。
ライコネンのロータスE20は、2回目のフリー走行終了後にギヤボックス交換の必要に迫られ、日曜日の決勝レースで5グリッドの降格を受けることがほぼ濃厚となった。
この日のセッション終了後、チームはツイッターにギヤボックスのトラブルが起きてしまったとツイートし、実際にフリー走行3回目を前にギヤボックスの交換を行うことを認めている。
この問題の発端は、開幕戦のオーストラリアGPでコースオフした際、ラジエターに草を詰まらせたことでギヤボックスがオーバーヒートを起こしたものとされており、レース後の分析ではギヤボックスのベアリング・ケージが故障していたと報告されている。
そのため、チームはより暑さに厳しいマレーシアのレース距離を走りきるのは難しいと判断し、交換を実施することを決めた。