アウトモビリ・ランボルギーニ、50年にわたる伝説を記念した限定モデル
「アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオ」を発表

【2013年4月19日 中国 上海/イタリア サンタアガタ・ボロネーゼ発】
 アウトモビリ・ランボルギーニは創立50周年を記念し、上海モーターショーにて、限定装備とテクノロジーを融合したスペシャルなスーパー・スポーツカー「ランボルギーニ・アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオ」“Aventador LP 720-4 50°Anniversario”(以下、アヴェンタドール・50アニヴェルサリオ)を発表しました。

「アヴェンタドール・50 アニヴェルサリオ」は世界限定100台で発売され、1台1台に50周年ロゴとシリアルナンバーが刻み込まれたフォージド・コンポジット(Forged CompositeR)製のバッジが冠されます。

 720馬力にアップした最高出力、パフォーマンス指向のフロントおよびリアデザイン、特殊な塗装、そして個性豊かなインテリア・トリム。「アヴェンタドール・50アニヴェルサリオ」は、ランボルギーニ史上最も限定されたモデルの1つです。

「アヴェンタドール・50 アニヴェルサリオ」は、カーボンファイバー製モノコック、12気筒エンジン、フルタイム4WDを特徴とし、世界的な成功を収めている「アヴェンタドール」シリーズにおける、新たなハイライトを象徴するモデルです。新たにエンジンをキャリブレーションしたことで、6.5リッター12気筒エンジンが生み出す最高出力は720馬力、現行モデルであるアヴェンタドールLP 700-4のV12エンジンと比較して、20馬力アップすることに成功しました。そして、超高速シフトのISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)トランスミッション採用により、0~100km/h加速は2.9秒を誇り、最高速度は350km/hに達します。

「アヴェンタドール・50 アニヴェルサリオ」では、フロントおよびリアのデザインが一新され、空力性能はさらに最適化されました。フロントのエアインテークとエアロダイナミック・スプリッターは拡大され、両サイドには小さなフラップが設置されています。また、完全に新しくなったリアエンドには、拡大されたディフューザーと大型のメッシュが配され、エンジンコンパートメントの換気性能を向上しました。最高速での操縦安定性についても、アヴェンタドールLP 700-4と比較して50%以上向上した空力効率の結果、抗力特性を損なうことなく、最適化を実現しています。

「アヴェンタドール・50 アニヴェルサリオ」の塗装には、「ジャロ・マッジョ」(5月の黄色)と名付けられた新しいカラーを採用しました。これは、ミウラ以降ランボルギーニのお客様に最も人気が高いカラーへのトリビュートであり、1963年5月のアウトモビリ・ランボルギーニ創立にちなんだものです。「ジャロ・マッジョ」は、輝きを特に強化した新色で、このモデルでのみ入手可能な限定カラーとなります。輝きを放つ黄色い塗装は、透明かつ非常に反射の強い粒子の層を持ち、これがとりわけ、太陽の下での輝きを生み出します。フロント、リア、シルには「ジャロ・マッジョ」とマットブラックのツートンカラーを採用し、流線形のデザインを際立たせています。ホイールには、これにマッチするハイグロスブラックの塗装を施しました。もちろん「アヴェンタドール・50 アニヴェルサリオ」は、カスタマイズ・プログラムの「アド・ペルソナム」を通じて、想像しうるあらゆるカラーでのオーダーも可能です。

「アヴェンタドール・50 アニヴェルサリオ」のインテリアには、非常にきめ細かい天然のセミアニリン皮革を採用しました。この50周年モデル専用に開発されたこの皮革は、入念ななめし工程と染色工程を経て、皮本来のフルグレイン、自然な外見、滑らかさが強調されています。インテリアカラーは、ランボルギーニの故郷であるイタリアのエミリア=ロマーニャ州にヒントを得ました。そのため、「ネロ・アデ」(ブラック)と合わせて、モデルがいかに高級であるかを表す「テラ・エミリア」(同州の土を彷彿させる茶系統色)を採用しました。また、「ジャロ・クエルクス」というカラーも選択できます。サンタアガタ・ボロネーゼの紋章に描かれた黄色いオークの木にちなんで名づけられたこのカラーは、エクステリアとマッチした黄色で、スポーティさを際立たせます。どちらのカラーにも、この記念モデル専用に採用された菱形の「Q-シトゥラ ステッチ」が施され、インテリアにもイタリア職人の技が活かされています。

 上海モーターショー2013では、「アヴェンタドール・50 アニヴェルサリオ」と共に、「ガヤルドLP 560-2 50° アニヴェルサリオ」“Gallardo LP 560-2 50°Anniversario”も発表されます。「ビアンコ・オパリス」という宝石のように輝くホワイトで塗装された同モデルは、「ガヤルド・スーパーレジェーラ」から受け継いだ大きなカーボンファイバー製リアウィング、透明なエンジンカバーなど限定モデルにふさわしい特徴を備えています。

 このほか、上海モーターショーでは「アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター」(カラーリング/ビアンコ・イシス)、「ガヤルド LP 560-4 スパイダー」(カラーリング/グリジオ・テレスト)も展示されます。

 アニバーサリーイヤーの2013年に製造されるランボルギーニの全モデルには、運転席に50周年エンブレムが取りつけられます。すべてのランボルギーニ車と同様、ハイテクと職人技の融合により生み出されるこのエンブレムは、ランボルギーニが特許を持つカーボンファイバー素材フォージド・コンポジット(Forged CompositeR)で作られ、光沢仕上げが施された後、経験豊富な専門家の手によって取りつけられます。

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