レッドブルのボスであるディートリッヒ・マテシッツは、2015年を前にセバスチャン・ベッテルが移籍することは可能だとの考えを示した。
2010年のF1ワールドタイトルを獲得したベッテルは、先日チームと2014年までの契約延長に合意したが、将来はフェラーリかメルセデスをドライブしたいとの希望も以前から口にしている。
ベッテルの雇い主であるマテシッツは、チーム離脱に関する条項について「形式的なものはあるが、ほとんど必要はない」と語っている。
「セバスチャン・ベッテルが必要とするものを与えることができなければ、契約があっても彼を行かせるつもりだ。我々がそれに同意しないことはないだろう」
その一方でマテシッツは、ベッテルをすぐに失う心配はないと述べている。
「セバスチャンにオファーしていないトップチームはおそらくないだろう。だから、彼がチームを移籍したいと思う時に、自分たちだけが保持したいと考えるのは間違いなんだ」