スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の決勝レースで表彰台を獲得したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)、ナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の3人が、今回のレースを振り返った。

●アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S):優勝
「トムスでワン・ツー・フィニッシュを達成できて、今日は本当にうれしい一日になった。今回は、チーム力が現れたレースになったね」

「決勝では、いいスタートが切れてよかった。トップに立ってからは、ピットストップまでに5秒以上のギャップを築きたかったから最後までプッシュしたよ。レース全体がシンプルだったからと言って、簡単なレースだったわけじゃないけど、クルマがとてもよかった。結果を出せてうれしく思っているよ」

●中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM’S):決勝2位
「今日はスタートがいちばん重要になると思っていたので、いいスタートが切れてよかったです。頭の中ではスタートでアンドレを抜くつもりでしたが、アンドレも速くて抜けなかったですね。結果的には、2台で前に出る事ができたのでよかったと思います」

「後半は、山本(尚貴)選手がタイヤを変えてからのペースがよくて、ちょっとキツイかなと思っていました。残り5周くらいでラップタイムも落ち着き、このままいけると思っていたら、(山本のクルマが)壊れたので、最後の1周くらいは気が楽でした。けど、基本的にはずっと後ろを窺いながらの状況で、厳しかったですね」

●ナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING):決勝3位
「朝のフリー走行では、ウエットの中でクルマのパフォーマンスが良くなくて、決勝が心配だった。決勝ではスタートがうまくいかず、石浦選手の後ろにつかまってしまって、なかなか前に出れなかった。ピットストップで前に出れてよかったよ」

「あとは、上位のクルマにアクシデントが発生したのも運が良かったよね。結果的に(スーパーフォーミュラで)初の表彰台を獲得できてうれしく思っているし、チームを移籍してすぐ結果を出す事ができたから、チームにとってもモチベーションにつながると思う」

「山本選手のエンジンに何の問題があったのかわからないけど、ホンダエンジンは非常によかった。僕のエンジンにはまったく問題はなかったよ」

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