すでにうわさされていたとおり、チーム・ロータス・エンタープライゼスは、27日、イギリスのスポーツカーメーカー、ケータハム・カーズの買収を正式に発表した。
ロータスは、ケータハムを買収するとともにアンゴラの国営石油会社ソナンゴルとタイトルスポンサー契約を結び、チーム名を変更するとのうわさも持ち上がっていたが、27日の発表では、ケータハムの買収にしか触れられていなかった。
声明の中でチームは、「チーム・ロータスによるケータハム・カーズの買収は、伝説のセブンの開発を継続し、ケータハムに対して21世紀のエキサイティングな新モデルに“軽さを加える”という哲学を適用するための基盤を提供することを示している」と述べている。
ケータハムは、ロータスのスポーツカー、セブンの製造権を1973年に取得している。
チーム・ロータスの名称使用権に関しては、グループ・ロータスとの間で論争が生じており、ケータハムと契約することにより、チーム・ロータスは将来のブランドネームに関して新たな選択肢を確保することになると考えられている。