ロータスF1チームの代表、エリック・ブーリエが、テクニカルディレクターのジェイムズ・アリソンがチームを離脱するかもしれないといううわさを否定した。
先週、メルセデスがマクラーレンのテクニカルディレクター、パディ・ロウを引き抜こうとしていると報じられ、それに伴いマクラーレンがロータスのテクニカルディレクターのアリソンの起用を検討しているとのうわさも流れた。一方で、アリソンにはメルセデスやフェラーリも接触しているとも伝えられている。
しかしブーリエは、少なくとも今年はアリソンがロータスから移籍することはないと述べた。
28日、ロータスは2013年シーズンを戦うニューマシンE21を披露、発表会にはアリソンも出席した。
「彼次第だが、2013年には我々の元にいるのが確実だと、私は理解している」とブーリエはコメントした。
「彼は他チームがまねたいと思うようなマネジメントスタイルを持っており、チームにたくさんのものをもたらしてくれている」
「我々のチームのメンバーは彼を信頼している。もちろん私もそうだ。彼のポジションをこのチームの中で確立するために積極的に動いたのは私だ」
「彼はこの組織の中で非常に重要な存在だ」
アリソンは、ロータスがトップ3争いに挑むのに必要な開発費を用意するなら喜んで残りたいとの考えだったと、関係者はコメントしている。
今年ロータスは昨年以上の予算を用意していると、アリソンは認めている。