12日にフィニッシュを迎えたル・マン24時間耐久レースで、OAKレーシングの49号車ペスカローロ・ジャッドBMWをドライブした中野信治は、クラス5位、総合14位でフィニッシュ。初めてとなる完走に喜びのコメントを残した。
今季のル・マン24時間で唯一の日本人ドライバーとして参戦、OAKレーシングの49号車をヤン・シュローズ、ニコラ・デ・クレムとともにドライブした中野。バイザーには“ACT FOR JAPAN”の文字を入れ奮闘。決勝ではギャボックスのマネージメントに徹し周回。ファイナルラップにリヤサスペンションが折れるというトラブルに見舞われるが、LMP2クラス5位、総合14位でフィニッシュした。
レース後、中野は「この成績をとても嬉しく思いますし、ル・マンを走るチャンスをくれたジャック・ニコレとチームに感謝したいと思います」とコメントした。
「チームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、何より僕にとっては初めての24時間を完走したことを喜んでいます」
「正直、ファイナルラップでサスペンションが壊れているのを見たときには『なんてこった!』と思いましたけどね(苦笑)」