トヨタ博物館によるクラシックカーイベント『トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑』が、今年も11月28日(土)に神宮外苑で開催されることになった。
9回目となるこのイベント。今年は、クラシックカーの魅力だけでなく、クルマを通じてその時代や文化まで想いを馳せて楽しんでもらえるようにとの思いを込めて、『時を超え、愉しむ』とのスローガンが掲げられた。
今年も日米欧の名車約100台が集結し、銀杏並木から銀座方面へと向かうパレードが実施される。また、企画展示のテーマは『引き算で合理性を求めたクルマたち』に。大型車両が一般的だった時代に、軽量化や高効率化など“引き算”をすることで新たな価値を求めることに挑戦した車両6台が展示されるとともに、走行披露もある。中でも、3年がかりで今年5月に修復されたばかりのフランクリン シリーズ9(1918年)は、東京では初お披露目となり、注目の1台と言えそうだ。
ほかにも、パレードや走行披露時に車両を様々なエピソードを交えながら紹介する『Classic Car Studio(CCS)』や、様々なクラシックカーが走行披露する『Classic Car Circuit(CCC)』などのプログラムもイベントを盛り上げる。
イベントは、聖徳記念絵画館前の特設会場を舞台に、入場無料で開催。当日は、神宮外苑いちょう祭りも同時に開催される。各プログラムの詳細や展示車両などはトヨタ博物館公式サイト(http://www.toyota.co.jp/Museum/exhibitions/data/ccf_gaien2015/)まで。