11月9日に公式予選が行われた全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿に、TEAM無限から参戦している佐藤琢磨。今季3回目のSF参戦となるが、予選をレース1は10番手、レース2を9番手で終えた。

 今季初優勝を飾ったインディカー・シリーズでのシーズンを終え、第6戦SUGOラウンドからふたたびスーパーフォーミュラに参戦している琢磨。F1時代に走り慣れ、今季2回目の挑戦となる鈴鹿という舞台で、琢磨はフリー走行から積極的に周回を重ね、14番手で午前を終えた。

 迎えた午後の予選では、「Q1の出だしのマシンの動きが良くなくて」という琢磨だったが、10番手でQ2進出を果たし、レース1の5列目のグリッドを獲得する。続くQ2では、「Q2で大幅にマシンを変えるような感じになり、変更後だいぶしっくりきたんですが、1000分の5秒で通過できませんでした」と惜しくも9番手。Q3進出はならず、予選を終えることとなった。

「今日はすごい予選でしたね」と超僅差の予選を振り返った琢磨。1000分の1秒単位で順位が変わる戦いの中で、チームメイトでチャンピオン獲得の可能性を残す山本尚貴が、連続ポールを獲得した。

「無限チーム全体で試していることが結果に出てきていますし、尚貴選手のポールは素晴らしいと思います。チームとホンダさん、スタッフがここまで積み上げてきたことの賜物でしょう」と琢磨は僚友の奮闘を讃えた。

「明日のレースはコンディションが悪くなりそうですが、レースは面白くなると思いますよ(笑)」

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