1998年・99年のF1ワールドチャンピオンを獲得したミカ・ハッキネンが、インターコンチネンタル・ル・マン・カップ最終戦の上海に、メルセデスベンツSLS AMG GT3をドライブして参戦することになった。
二度のF1ワールドチャンピオンに輝いたハッキネンは、2001年シーズンを最後にF1から引退。その後DTMドイツツーリングカー選手権に参戦し、メルセデスベンツとはプロモーションなどを通じてその後も密接な関係を築いていた。
そんなハッキネンは、ILMC最終戦となるズーハイ戦に、チームAMGチャイナからメルセデスベンツSLS AMG GT3でGTCクラスにエントリー。クン-フー・チェン、ランス-デイビッド・アーノルドのふたりとともに参戦する。
今回のILMCズーハイ戦には、ハッキネンが駆るメルセデスSLSのほかに3台のアウディR8 LMSがエントリー。1台は日本のヒトツヤマ・レーシングで、都筑晶裕/マイケル・キム/カルロ・バンダムというトリオに。また、98号車のアウディスポーツ・Cレーシングチャイナはエドアルド・モルタラ/ダリル・オーヤン/アレキサンドレ・インペラトーリといういずれも強力なラインナップとなっている。