全日本F3選手権 第14/15戦 予選上位ドライバーコメント
■第14 戦予選:PP 第15 戦予選:PP
佐々木 大樹
(B-MAX Racing Team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F312/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「1回目はクルマの感触が良かったものの、スリップを使える位置にはいなかったのですが、何とか単独でもしっかりまとめることができて、ポールが獲れたと思います。路面としては若干アンダー傾向だったのですが、クルマのバランスをそこにもうまくアジャストするよう、セットを持っていっていたので、さらに2回目ではタイムを上げることができたかなと思います。最終戦なので2連勝して気持ち良く終わりたいと思います。富士はすごく得意で、いい感じで来ているのでいい流れのまま終えたいと思います」
■第14戦予選:2位 第15戦予選:3位
勝田 貴元
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No1/PETRONAS TOM’S F312/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「クルマは決して悪くはないのですが、特に1回目は100分の何秒とかコンマ1秒もないぐらいの差で負けてしまったので……。ちょっと悔しいですね。一発のタイムの出し方も佐々木選手だけ違ったので、そこもあるのかなと思うのですが、うまくやられてしまいました。これが今年最後のレースですから、連勝して終わりたいです。このコースはオーバーテイク出来るところですので、しっかり抜いて戻ってきます」
■第14戦予選:4位 第15戦予選:2位
高星 明誠
(B-MAX Racing Team with NDDP/Car.No22/B-MAX NDDP F312/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「練習走行から調子は良くないので、この順位は妥当かなという意識はありますが、しっかり詰められなかったのが1回目の苦戦の原因かなと思います。2回目にはアジャストしたので、クルマと路面が若干合ってきたという感触はあるのですが、やっぱり自分の思うところになくて。今回、菅生から変えてきた部分があるんですが、そこがダメだったかな、という感じです。チームメイトの佐々木選手が速いので、それについていけるように、抜けるようにやってきたいと思います」
■第14戦予選:3位 第15戦予選:4位
山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No36/PETRONAS TOM’S F314/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「練習でもそんなに速くなかったので、今日に向けてどうかな、と思っていたのですが……。路面が変わって、タイムも上がって、グリップも上がるなど変化はありましたが、それはみんな同じなので……。1回目の予選に関してはトップとコンマ1秒差しかないので、そこは自分の問題なのかな、と。あとは2回目は、ちょっとよく分からないですけど、あまりタイムが出なくて……。でも、このコースは抜けますし、(王座獲得を)まだまだ諦めてはいません」
■第14戦予選:10位(N-1位) 第15戦予選:10位(N-1位)
小泉 洋史 F3-Nクラス
(HANASHIMA RACING/Car.No6/Net Move Hanashima Racing/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「ふたつ獲ったのは初めてです(笑)。2回目の1分37秒1は、いちばん自分が理想としていたタイムです。今の自分だと、これ以上無理だなという感じでしたね。前回の菅生ぐらいから、いろいろな人にタイトルのことを聞かれるのですが、まぁ以前からお話していますように、毎回ひとつずつ大切に戦っていかないと、ポイント差ってあってないようなものじゃないですか?今回もそうですけど、ポールふたつ獲れたのはもちろん嬉しいのですが、これでエンジンかからなければ終わりですし、レースって本当に最後まで気が抜けないのかな、と思っていますから。ただ、プレッシャーはないですよ、おっさんなので(笑)」
■第14戦予選:11位(N-2位) 第15戦予選:13位(N-3位)
久保 凛太郎 F3-Nクラス
(TOCHIGI Le Beausset Motorsports/Car.No62/CG ROBOT ル・ボーセF308/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「1回目はタイムが出ませんでした。アタック3周目の時に1コーナーでわずかですがブレーキがロックしてしまって。そればかりか、2回目はタイヤのバランスが狂って振動がすごかったのですが、そのまま行くしかないといった結果、やっぱりタイムはまったく出ませんでした。こうなったからにはタイトル争いのことはまったく意識せず、決勝では無我の心境で挑みます」
■第14戦予選:12位(N-3位) 第15戦予選:12位(N-2位)
湯澤 翔平 F3-Nクラス
(KCMG/Car.No19/KCMG F308/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「自分が今までやって来た中でベストな予選ができたのかな、と思います。1回目は特に僅差で、もうちょっとでした。その1回目もクルマのバランスは良かったのですが、2回目にちょっと変えたらどうなるかなというのと、あとフロントの進入のアンダーステアが気になったので変えたのですが、結果的にそれが失敗してフロントが入り過ぎて、リヤが追従しなくて。そこを今後、決勝に向けてどうしたらいいか考えていきたいですね。今回、ドライバーもマシンもけっこういい調子で来ているので、しっかりと集中して決勝に挑んで、何とか優勝を狙いたいですね。勝てなくてもしっかりと自分が学んだことを全部引き出せれば、それはそれでいいと思うし、来年につなげられるレースをしたいです」
■第14戦予選:14位(N-4位) 第15戦予選:14位(N-4位)
山口 大陸 F3-Nクラス
(TAIROKU EXCEED/Car.No28/TAIROKU EXCEED F306/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「今回は全体的にセットアップ的には硬くする方向でやっているのですが、ウチの場合、足をできるだけ動かそうとやっているので、硬めていくとなるとクルマのアンダーが強調されて。今もリヤのスタビを硬めていったのですが、昨日に比べたら踏める率は高まっているんですが、フロントが逃げてしまい、ラインが大きくなってしまって。それでセクター3で大きく負けているので、決勝に関してはフロントのスタビをいじろうと思うのですが、それが改善されればたぶんいい戦いはできると思います。今回はやりたいことがやり切れていないので、そのへんがうまくいかなかった理由ですから、うまく切り替えていきたいと思います」