全日本F3選手権第3戦はツインリンクもてぎで14周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が開幕3連勝を飾った。2位はスタートでジャンプアップを果たした関口雄飛(ThreeBond)、3位はアレキサンドレ・インペラトーリ(TODA FIGHTEX)だった。
迎えたスタートでは、ポールポジションの国本が飛び出すが、その後方3列目から一気に飛び出したのが関口。1〜2コーナーのアウト側からインペラトーリ、嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)をかわし2番手へと浮上した。
Cクラスの上位陣はそのまま大きなバトルもなく決勝レースを進めたものの、終盤になってトップの国本の背後に関口が接近。また、4番手嵯峨の後方にラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)が近寄りプレッシャーをかけるが、どちらも動じず。そのままの順位でチェッカーを受けた。
これで国本は開幕3連勝を達成! 2位には関口が入り、今季初表彰台を獲得した。3位はインペラトーリとなっている。
Nクラスでは、蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が3コーナーでストップし、代わってリードを奪った千代勝正(BPダイシンルボーセF305)がトップを快走。小林崇志(HFDP RACING F307)、佐々木大樹(NDDP EBBRO)と続く。
トップの千代は危なげない走りでそのままリードを保ち、嬉しい初優勝! 2位は小林、3位には最終ラップの90度コーナーで佐々木をかわした三浦和樹(HFDP RACING F307)となった。