全日本F3選手権 第3・4戦 予選上位ドライバーコメント
■第3戦予選:PP 第4戦予選:PP
平川 亮
(RSセリザワ/Car.No4/広島トヨペットF312/トヨタ1AZ-FE)
「面白かったです! F3予選の前にFCJの予選も走っていますが、間にFニッポンも走っていますし、昨日悪かった部分を修正しただけで、特にFCJで今日のコースを知っていた有利さというのは……。でも肩ならしにはなったかもしれません(笑)。アタック自体は予選1回目、2回目ともにまずまずまとまったとは思いますが、まだまだという感じです。(セクター2が他より速いが?)そこはたぶん、クルマの部分だったりするのではないかと思います。FCJとのダブルエントリーで水曜からずっと走っているのですが、疲れはしますが楽しいですし、大きな悪影響はないんじゃないかと。決勝ではスタートだけしっかり決めて、あとは状況次第。最低でも表彰台に上がれるように頑張ります」
■第3戦予選:3位 第4戦予選:2位
中山 雄一
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/トヨタ1AZ-FE)
「クルマのバランスは取れていたと思いますが、全体的にグリップが低いような感じでした。クルマの方でタイムを上げるとすれば、かなり大幅にダウンフォースやロール剛性をいじらないといけないんじゃないかという感覚がありましたね。予選1回目は、終盤タイヤのグリップが落ちて来ていたので、これ以上タイムが上がらないと思い、早めにピットに戻りました。それでクルマのセットアップを色々変えてもらったんですが、良い部分もあり、その逆もありでタイム的にはあまり大きく変わりませんでした。決勝に向けては今日2列目スタートで、明日はフロントロウなので、前回のようにスタートを上手く決めればトップで帰って来ることが出来るんじゃないかと思います」
■第3戦予選:2位 第4戦予選:4位
山内 英輝
(B-MAX ENGINEERING/Car.No1/B-MAX F312/トヨタ1AZ-FE)
「予選1回目に対してはクルマも凄く良かったと思いますが、予選2回目はセットアップは変えていないのにクルマのバランスがかなり変わったように感じました。両方のセッション共にかなりピットで待機して、待ってからコースインしましたが、1回目はそれでファイナルラップにきちんとタイムアップしていますし、タイミングとしては全然悪くなかったと思います。ただ、クルマのバランスだけがなぜか変わってしまって……。ここはスタートで前に行かないと結構厳しいところがあるので、決勝に向けてはそこをポイントにうまくクルマを合わせ込んで行きたいですね」
■第3戦予選:4位 第4戦予選:3位
野尻 智紀
(HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F312/ホンダMF204C)
「クルマは昨日よりも状態が良かったので、もうちょっとセッティングなど詰められる部分はあったかなと思います。ただ、アタックのラップとしては自分の昨日のベストを更新出来ているので、悪くはなかったのかなと思います。予選1回目を終えて、予選2回目に向けて少しセッティングを変えたのが上手く行って、タイムを少し上げられたので良かったです。意外と暑かったのでもっとグリップしないかと思いましたが、予想よりはグリップしていたように感じました。鈴鹿では2戦ともスタートに成功していますし、そのイメージを大切にして、決勝では良いスタートを決めて出来るだけポジションを上げたいと思います」
■第3戦予選:7位(N-2位) 第4戦予選:6位(N-1位)
佐々木 大樹 F3-Nクラス
(NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING/トヨタトムス3S-GE)
「予選1回目は少し予想が外れてしまった感じでした。Fニッポンの予選が直前にあったので、もっと路面のグリップが上がりアンダーステア傾向が出てくるんじゃないかと、それに対応したセッティングをしていったのですが、出て行ってみたらそれほどでもなくて。それで結果的にオーバーステアが強かったので、予選1回目はポールポジションを獲り逃してしまいました。予選2回目は1回目を受けて、昨日のセッティングに戻してポールポジションが獲れました。決勝のペースは悪くないと思いますし、スタートで前に出られたら一番楽なんですが、それが出来なくてもたぶん抜けると思います」
■第3戦予選:6位(N-1位) 第4戦え予選:7位(N-2位)
平峰 一貴 F3-Nクラス
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307/トヨタトムス3S-GE)
「1回目の予選ではアタックもそれなりにうまく行けたと思いますが、2回目の予選ではアタックラップに入ろうとしたら、背後から中山雄一選手が来ていて、最終コーナーを立ち上がったところで青旗を振られていたの譲らざるをえなくて。もう一回チャンスがあったので、アタックしたのですが、自分が行き切れていない部分もあったと思いますし、タイヤの状態ももう一番良い状況ではなくなっていました。その点で予選2回目はちょっともったいなかったかな、と感じています。前回の鈴鹿でかなりたくさんのことを学ぶことが出来たので、その分今回は予選でもニュータイヤの使い方などの課題が、少し良くなって来ているんじゃないかという手応えはあります。ここではF3でレースをした経験はありませんし、FCJではここで結構抜いていた記憶があるのですが、抜きづらいということを聞いていますので、もしチャンスがあればそれを逃さず、ワンチャンスをものにして抜きに行きたいです」