バーレーンF1合同テスト4日目最終日の22日、ケータハムは当初の予定を変更し、マーカス・エリクソンを午前、小林可夢偉を午後に走らせることを決めた。
テスト開始前の発表では、最終日の担当は可夢偉の予定だったが、午前中にはエリクソンが走行を行った。
これまでルノーのパワーユニットを使用するチームの中では最も高い信頼性を示してきたケータハムCT05だが、最終日朝にパワーユニットの電気系トラブルが発生、エリクソンは4周目にコース上でマシンを止め、そこで彼の走行は終了となった。
その後、問題が修復され、可夢偉はセッション最後の1時間を走行。17周を走り、1分43秒027で全体の9番手となった。エリクソンのタイムは、1分45秒094で10位だった。
可夢偉は今回のテスト最後の走行を終え、次のようにコメントしている。
「午前中に電気系統のトラブルが起き、午前中のテストを担当していたチームメイトの走行時間が短くなってしまいましたが、チームが一所懸命にクルマを直してくれたので、僕はなんとか最後の一時間を走ることができました」
「いろいろと試すには走行時間が短すぎましたが、それでもいくつかの項目をテストすることができたので、今晩このデータをしっかりと検証します。そして来週、再びこのサーキットで行われる最後のテストで開幕戦のメルボルンに向けてパフォーマンスを上げたいと思います」