2011年F1第15戦日本GPの公式予選Q1は、ザウバーの小林可夢偉がトップタイムをマークした。
予選の開始を告げる20分のQ1は午後2時にスタート。サーキットは多くのファンがスタンドを埋めるなか、気温は23度、路面温度は38度を記録した。
セッションは、レッドブルをはじめとする上位勢がミディアムタイヤで計測ラップを行ったのに対し、終盤にソフトタイヤを投入した中団グループが入り乱れるかたちとなり、残り2分で1分32秒626をマークした小林可夢偉がライバルのエイドリアン・スーティルを抑えてトップでQ2進出を果たした。
一方、上位の一角を占めるメルセデスのニコ・ロズベルグはインスタレーションラップでギヤボックスにトラブルが発生した様子で、一度もタイム計測を行うことができず、まさかのQ1脱落を喫している。