NAKAJIMA RACING
2014 全日本選手権スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット
レースレポート
11月9日(日)天気:雨
◇土曜日の予選前に小暮車はエンジン交換を行なった関係で、第1レースのグリッドが10グリッド降格となったため20番グリッドからのスタートとなり、第2レースは15番グリッドからスタートを切ることに。大祐は第1レースは16番グリッド、第2レースは17番グリッドからのスタートとなる。
朝からパラパラと雨が降り出し、さらに第1レースのスタート進行でエンジンストールをしたマシンがあり、1周が減算され19周回で争われることに。そして、ウエットコンディションの中、レースがスタート。オープニングラップを終えた順位は、大祐11番手、小暮が17番手。攻めの走りを見せる大祐は、ライバルとのバトルを繰り返した末、2台を攻略して9番手で第1レースを終えた。一方の小暮は、後方からの追い上げを見せたいところだったが、厳しいコンディションの中で苦しいレースを強いられる。順位を上げようと懸命の走りを見せていたが、10周目の130Rでマシンのコントロールを乱し、スピン。そのままレースを終えることになってしまった。
第1レースよりさらに雨は強まる中、第2レースがスタート。オープニングラップを終え、大祐15番手、小暮16番手とポジションを入れ替えて、レースを進めていく。雨は小康状態であったが、依然ウエットコンディションの難しいコンディションの中、前を追いかけて必死の走行を続けるが、オーバーテイクすることはなかなか叶わず、大祐15位、小暮は16位で今シーズンのスーパーフォーミュラ最終戦を終えた。
◇観客動員数
11月8日(土)予選12,000人
11月9日(日)決勝12,000人
◇コメント
#31 ドライバー 中嶋 大祐
「レース1では良いスタートを切ることができ、最終的には9位まで上がることが出来ました。17番手グリッドからのスタートだったことを考えると、悪くない内容だったと思います。レース1での感触から、レース2に向けてマシンのセットアップを変更したのですが、思うように改善出来ませんでした。良い形で一年を締めくくることが出来ず、非常に残念です」
#32 ドライバー 小暮 卓史
「まずは、レース1でマシンを壊してしまい、短いインターバルでマシンを修復してくれたメカニックに感謝の気持ちを伝えたいです。レースは2レースともウエットコンディションの難しい状況で、なかなかうまくいかない内容でした。1年間たくさんの応援をいただいたのに、結果を出すことができず申し訳ない気持ちが先立ちますが、来シーズンも、また全力で頑張っていきたいと思います」
中嶋 悟 総監督
「難しいコンディションの中での2レース制ということもあり、厳しい戦いとなってしまいました。今シーズンは、開幕戦からうまくいかないことが重なり、下位に低迷してしまうシーンが多く、応援してくださる皆様に本当に申し訳ない思いです。そんな中でも、得たものは大きかったと感じていますので、それを来シーズンに必ず活かしてまいりたいと思っております。今シーズンも最後まで多大なるご声援をありがとうございました。来シーズンも引き続きよろしくお願い致します」
※今シーズンのNAKAJIMA RACINGへの多くのご声援をありがとうございました。