イギリスGPでのブルーノ・セナと山本左近の交代は、HRT F1チームのセナに対する懲罰だったのではないかとの説が浮上している。
イギリスGPの木曜夜、HRT F1のチームプリンシパル、コリン・コレスが、イギリスGPの週末を通してセナの代わりに左近を走らせることを明らかにした。理由が説明されなかったため、金銭的な問題ではないかと推測された。チームは金曜にリリースを発表し、次戦ドイツGPから最終戦まではセナが再びドライブすると明言した。
今回のドライバー交代について、ドイツのアウト・ビルト・モートルシュポルトは、セナがコレスに誤ってEメールを送信したことが原因なのではないかと報じている。
セナはHRT F1のボスであるコレスと彼のマネジメントスタイルを激しく批判する内容のメールを書き、それを誤ってコレスに送ってしまったのだと報じられている。イギリスGPのドライバー交代は、ボスに反抗的な態度をとったことに関してセナに与えられた懲罰であるとの推測がなされている。
アウト・ビルトによると、元々はスポンサーマネー支払い遅滞のためにカルン・チャンドックがイギリスGPのシートを失いかけていたということだ。