スーパーGT第8戦もてぎの決勝レースでGT500クラス優勝を果たしたKeePer TOM'S RC Fの平川亮とアンドレア・カルダレッリが、決勝の戦いを振り返った。
●GT500クラス優勝:KeePer TOM'S RC F
平川亮
「僕に交代した後にセーフティカーが出たのですが、そのせいでカルダレッリ選手が作ってくれたギャップが全てなくなってしまいました。ウエット路面のアウトラップもすごく速いペースで走れていたので、もしSCがなければもっと簡単な展開になっていたと思います」
「その後はバトルも楽しんでレースをすることができましたし、結果的に優勝することができました。シーズン中盤から終盤にかけて苦しみましたが、最後はすごくいい結果で終わることができ、来年に繋がると思います。来年はミスなくレースをしていきたいと思っています」
アンドレア・カルダレッリ
「いい週末になったよ。僕たちは全力を尽くした。レース自体はとても大変だったけどね。スタートはウェットコンディションで、タイヤチョイスに迷ったんだ。最終的にハードタイヤを選んだけれど、いい選択だったと思う。2〜3ラップは苦労しながらもプッシュしてできるだけギャップを作った。その後、太陽が見えてきて天気が回復に向かっていることが分かったから、ちょっと我慢してギャップを作ればうまくいくはずだと思っていたんだ。チームがちょうどいいタイミングでピットへ呼んでくれて、そのおかげで後半スティントもうまくいった。優勝できてうれしいよ」