スーパーGT第2戦富士スピードウェイでGT300クラスの優勝を飾っHANKOOK PORSCHEの影山正美、藤井誠暢が優勝の喜びを語った。

●影山正美(HANKOOK PORSCHE):決勝優勝
「まず最初に、東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申し上げます。また、このような状況の中でレースの開催にご尽力いただいたGTA、富士スピードウェイなど関係者の皆様に感謝しています。ポール・トゥ・ウィンで明日の自分の誕生日を祝うことができることを喜んでいます。それもハンコックタイヤをはじめ、チームスタッフ、関わってくれている皆さん、そしてこの雨の中で応援してくださったファンの皆さんのおかげだと思っています。後半の藤井選手のスティントはとても難しいコンディションでしたが、コースにとどまってくれて、ゴールまでクルマを運んでくれたということで、本当にいい仕事をしてくれたと思います。個人的にはしばらくぶりのレースや天候のこともあって、スタート前にはナーバスになっていましたが、結果的にタイヤチョイスが当たったということが大きかったと思います。また、ドライタイヤでポールが獲れ、ウェットタイヤでレースを勝つことができたというのは、去年までレースを一緒に戦っていた木下みつひろ選手のおかげだと思っていますので、木下選手にもありがとうと言いたいです」

●藤井誠暢(HANKOOK PORSCHE):決勝優勝
「昨日に続き、今日この記者会見の場に戻ってこられたことをとてもうれしく思っています。震災後のこのような社会情勢の中でこのレースを開催していただいたことに感謝していますし、この状況の中でレースができ、たくさんのお客様にも来ていただき、その中で優勝できたことがとてもうれしいです。ここに来るまでの間、33号車に関わっている多くの皆さんが準備をコツコツと進めてくれて、さらにテストもさせていただいて、その結果として、予選、決勝といいパフォーマンスをお見せすることができました。正直言って、後半のスティントはドライバーとしては走りたくないようなコンディションでしたが、無事戻ってくることができて、とにかくホッとしています。周回数は多くはなかったですが、11号車がかなりいいペースで追い上げてきていたので、自分としてはマネージメントをしながら走っていました。終盤は前も見えず、走っていても怖い状況でしたが、なんとか最後まで走り切れました」

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