11月23日、新潟県三条市に、フォーミュラ・ニッポンの公式サテライトショップ『モーターロックシティ』がオープン。日本レースプロモーションの中嶋悟会長らが訪れ、オープニングセレモニーが行われた。
新潟県三条市は、“燕三条”と呼ばれる地域で、古くからOEMで車載工具やレース業界で使用される数多くの工具を生産してきた地域。この『モーターロックシティ』は、サーキットが少なくモータースポーツを身近に感じられない日本海側において、国内モータースポーツのトップカテゴリーであるフォーミュラ・ニッポンの公式サテライトを核とした情報発信基地を開設し、新潟県における新たな観光資源と地域産業の振興、またモータースポーツの発展に大きく寄与できる起爆剤となりうる施設設立を目指そうと生まれたスポット。
この『モーターロックシティ』は、モータースポーツと相性が良いロックをコラボレート。工具の販売や、大型スクリーンによるレース観戦、さらにレーシングカーの展示や、レーシングドライバーを招いてのイベントの開催など、サーキットを身近に感じられるようなイベントを実施していくという。すでにモーターロックシティには、かつてアメリカのIMSA-GTOクラスで活躍、JGTCにも登場したニッサン300ZXターボ、さらにフォーミュラ・ニッポンのFN06(石浦宏明車)が展示されている。
店内には、レーシングカーが展示されるショールームのほかFニッポン公式グッズや地元工具メーカーの製品を販売する物販スペース、60名を収容する本格イタリアンレストラン『ヒロ ラ コッテ(HIRO LA COTTE)』、室内イベントスペース、野外イベントスペースなどを備え、パーティやイベントに幅広く活用できるという。
『モーターロックシティ』はアクセスも良好で、今後日本のモータースポーツ・音楽の博物館としてアジア全域を視野に入れた観光名所にしていきたいとしている。
『モーターロックシティ』ホームページ
http://motor-rock-city.com/