9月21日〜22日に、ドイツのニュルブルクリンクで開催されているブランパン耐久シリーズの今季最終戦、ニュルブルクリンク1000km。このレースにJRMレーシングの23号車ニッサンGT-RニスモGT3で参戦している星野一樹は、予選を9番手で終えた。
ニッサンのドライバー交流プログラム『ニスモ・グローバル・ドライバーエクスチェンジ・プログラム』の一環として、ヨーロッパで50台を超えるエントリーを集めているGT3規定の耐久レース、ブランパン耐久に初めて挑戦している一樹。ニュルブルクリンク北コース、ノルドシュライフェでは豊富な経験をもつが、グランプリコースでのレースは初めてだ。
チームはFIA-GT1やWEC等の経験をもつJRMレーシング、チームメイトはスーパーGTでも活躍したピーター・ダンブレック、ALMS等の経験があるスティーブ・ケインとトリオを組んだ一樹は、イギリスF3の経験もあることから流暢な英語を操り、チームとのコミュニケーションも問題なし。チームに自然に溶け込んでいる。
そんな一樹は、ヨーロッパとのタイヤやセットアップの違いに驚きつつも、積極的にチームメイトやエンジニアらと意見交換。予選ではQ1を担当し11番手タイムをマークしたが、「Q1ではセッティングミスで自分の思うパフォーマンスを出し切れなかった」と悔しげな様子。
その後Q3を担当したダンブレックが9番手を獲得し、23号車GT-Rはトップ10圏内からスタートすることに。「予選結果に満足はしていないです。さらに上を目指します」と決勝の逆襲を狙う。1000kmの耐久レースは、22日の日本時間18時45分スタート。動画はYoutube上でライブで放送される予定だ。
NURBURGRING 1000K LIVE – 22nd Sept @ 1130 CEST (1030am UK) – Blancpain Endurance Series 2013