ドイツのAuto Motor und Sportの集計によると、2010年最もミスが少なかったF1ドライバーはニコ・ヒュルケンベルグ、最も多かったドライバーは小林可夢偉だということだ。
Auto Motor und Sportが各ドライバーについて金曜プラクティスからのスピン、コースアウト、クラッシュなどミスの回数を集計し、ランキングを発表したとMotorsport.comが伝えている。
同誌の集計の結果、ヒュルケンベルグのミスは18回で、全ドライバー中、最も少なかったという。
2位にはジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが並んだ。
「褒められているのかどうか分からないな」とバトンはコメントしている。
「僕はリスクを冒さなすぎたということでもあるんだろうからね」
4位はロバート・クビカとヘイキ・コバライネン、6~8位にはルーカス・ディ・グラッシ、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックの新興チーム勢が続いた。9位はニコ・ロズベルグだった。
最終戦までタイトルを争ったフェルナンド・アロンソとマーク・ウエーバーは30回で10位に並んだ。12位はエイドリアン・スーティル。チャンピオンを獲得したセバスチャン・ベッテルは34回で13位にとどまった。
セバスチャン・ブエミ、ビタントニオ・リウッツィ、ブルーノ・セナ、ハイミ・アルグエルスアリをはさみ、5人のチャンピオン候補の中では最下位の18位にルイス・ハミルトン。ハミルトンは49回のミスを犯している。
19位はビタリー・ペトロフ、20位にミハエル・シューマッハー、21位はフェリペ・マッサだった。
可夢偉は最多60回のミスで最下位だったということだ。
アグレッシブな走りで今季称賛を得た可夢偉は、32ポイントを獲得して選手権ランキング12位、ヒュルケンベルグは22ポイントで14位だった。