更新日: 2018.02.23 16:03
横浜ゴム マカオGP2014レースレポート(1)
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2014年11月14日
YOKOHAMA Tire Macau Grand Prix 2014 Race Report Vol.1
今年で61回目を迎える伝統の市街地レース、2014マカオ・グランプリ。ガードレールと石垣に囲まれた、全長6km以上の長い市街地コースを舞台に、世界各国から集った明日のトップドライバーを夢見る若手ドライバーたちによって繰り広げられる、この世界的なモータースポーツのビッグイベントにおいて、ヨコハマタイヤは1983年よりワンメイクタイヤの供給を開始。32年目となる今年も、メインレースとなるF3はもちろん、WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)、GT ASIAにおいてはワンメイクタイヤを供給、さらにタイヤコンペティションのあるツーリングカーレースでも、ヨコハマタイヤは多くのユーザーの足元を支えることとなっている。
いよいよ11月13日の木曜には、午前7時15分からのWTCCを皮切りに、ツーリングカー、F3など、各カテゴリーの走行初日を迎えた。
Macau Road Sport Challenge
午前10時からプラクティスセッションが行われたのは、日産GT-Rやミツビシ・ランサー、レクサスIS F、さらにはメルセデス-ベンツやロータスなど、各国のスポーツカーが集う「Macau Road Sport Challenge」。36台のエントリーのうち、23台がヨコハマタイヤを履いてのコースインとなった。
開始6分、いきなり山側のポリスコーナーでレクサスIS Fで参戦の飯田章選手がタイヤバリアにクラッシュするアクシデントが発生も、セッションはそのまま続行。序盤はニッサンGT-R34を駆るライ・キット・メン選手、ランサー・エボリューションIXのヤム・チ・ユェン選手らが首位の座を争う。
その後、開始17分でランサー・エボリューションIXのレオン・イアン・ヴェン選手が2分41秒831をマークしトップに立つが、 午前10時20分にはランサー・エボリューションXをドライブするウォン・ワン・ロン選手が、2分40秒695にトップタイムを塗り替える。しかし、その2分後、山側で3番手につけていたヤム・チ・ユェン選手のランサーがコース上でストップ。このためセッションは赤旗中断となる。
セッション再開後、午前10時35分にはマツダRX-8でエントリーの谷川達也選手が2分39秒650でトップに立つも、ラスト3分でタイムアップしたランサー・エボリューションXのウォン・ワン・ロン選手が2分38秒126でトップタイムを獲得。2番手にランサー・エボリューションVIIのロー・カイ・フン選手、谷川達也選手は3番手。トップ3をヨコハマタイヤユーザーが占める結果となった。