WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するホンダ・シビックWTCCが、次戦オーストリアから最大となる40kgのサクセスバラストを搭載することになった。
WTCCには“サクセスバラスト”という、ラップタイムに応じたウエイト搭載システムがあるが、これまで30kgのウエイトだったシビックは、前戦ハンガロリンクで予選トップ4に3台を送り込んだほか、決勝レース1でもゼンゴ・モータースポーツのシビックを駆るノルベルト・ミケリスが2位に入った。
この結果を受けて、ホンダ・シビックWTCCは次戦オーストリアから、シボレー・クルーズと並び最大バラストとなる40kgを搭載することになった。今回の調整では、レース2でロバート・ハフが優勝を飾ったセアト・レオンWTCCも10kg増加で+20kgとなっている。
また、BMW320TCも今回10kg増加となり、これまでの-10kgから±0kgの調整に。ラーダ・グランタは、これまでと変わらず-20kgとなっている。
WTCCザルツブルク サクセスバラスト一覧
+40kg:シボレー・クルーズ1.6T ホンダ・シビックWTCC
+20kg:セアト・レオンWTCC
±0kg:BMW320TC
-20kg:ラーダ・グランタスポーツ