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投稿日: 2014.07.23 00:00
更新日: 2018.02.23 15:40

琢磨「5位は本当に素晴らしい結果」


第13、14戦 トロント
ようやく差し込んだ希望の光

 ついに! トロントで行なわれたベライゾン・インディカー・シリーズのダブルヘッダー戦において、No.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨はレース2で5位フィニッシュを飾り、今シーズン・ベストの成績を挙げた。これまで6戦続けて信じられないような不運に見舞われ、完走を果たせなかった琢磨にとっては何よりも嬉しい結果だったといえる。

 カナダのオンタリオ州で迎えた日曜日の午後、琢磨はようやく不幸の連鎖を断ち切ることができたが、そこに何かの前兆があったわけではない。むしろ、この週末の始まりにおいても、琢磨の身にはインディカー・シリーズでは通常起きえないような不運が立て続けに襲いかかっていたのである。

 2回目のフリープラクティスで12番手となった金曜日の滑り出しでさえ、良い流れというわけではなかった。「昨年開発を進めていたセットアップをベースにしたマシーンをトロントに持ち込みました」と琢磨。

「けれども、今シーズンのセッティングは常に変わり続けています。マシーンはまずまずの仕上がりでした。いくつかのことを試したところ、いずれもいい結果が得られました。バランスやグリップに関しては、それほどよかったわけではありませんが、悪かったわけでもありません。1回目のフリープラクティスはまずまずの結果でしたが、2回目のプラクティスでは何度も赤旗が提示され、思ったように走り込むことができませんでした。おかげで十分に確認できないまま、少し想像を交えて予選に臨むことになり、このため難しい状況に立たされました」

 琢磨は強敵揃いの予選グループから出走することになった。このためトップ6に食い込むことはできず、予選グループ内の8番手となり、15番グリッドからスタートすることが決まった。


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