レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、メルセデスが採用したDRSと連動したリヤウイングFダクトシステムがFIAから合法と認められたため、他のチームはこれをコピーしなければならなくなるだろうと述べた。

 DRSが作動している際に直線スピードをさらに向上させるこのシステムの合法性は疑問視されてきたが、オーストラリアGPの木曜、FIAのチャーリー・ホワイティングは、これはレギュレーション違反ではないと明言した。

 レッドブルはすでに同様のデバイスを開発しているが、他のすべてのチームがこのシステムを導入するために予算を投じざるをえなくなるだろうと、ホーナーは述べた。
「レギュレーションの意図は、Fダクトの使用を禁じることだった」とホーナー。
「どこかのチームがこの規則を考慮しながらクリエイティブなソリューションを見いだした場合、(合法かどうか)判断を下すのはFIAだ」
「そういった道筋が発見されたなら、他のチームもそれに従わざるをえなくなる。そしてそれに関してはもちろんコストがかかる」

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