スーパーGT第1戦岡山で予選ポールポジションを獲得したZENT CERUMO SC430の立川祐路、平手晃平が予選と明日の決勝について語った。
立川祐路
「何がなんだかわからないぐらい、目まぐるしくコンディションの変わる予選でしたね。そんな中で、最後まで生き残ることができ、今こうしてこの場にいるのだと思います。うれしいというよりも、とにかくホッとしています。Q1の段階からドライから急にウェットになってしまって、何をどうしていいか、とても混乱していていました。ウチはクルマをドライの予選仕様にしていたこともあって、ウェットでの状況があまり良くなかったんですが、ただ路面がすぐに乾きだしたので、最後はドライタイヤで行けました。ただ、その分Q2では平手がユーズドタイヤでアタックすることになって、ちょっと厳しいかなと思っていたのですが、そこを平手がしっかりクリアしてくれて、あとはQ3で普通にアタックしただけです。前回のテストでもクルマがしっかりできていたので、クルマに不安もなかったですし、トップが獲れて良かったですね。これまでのテストでもそういう手応えはありましたし、難しいコンディションの中でしっかりといい予選ができて良かったです。今日の予選ではチームも半分パニック状態だったので、とにかくみんなホッとしている雰囲気でした(笑)。僕自身も車検場でクルマを降りて、何回も聞き直したぐらいでしたね。決勝についてはこれからゆっくり考えます(笑)。ドライで走り込めていないので、しっかりと作戦を練って、レースに臨みたいです」
平手晃平
「今回、僕はQ2担当ということだったのですが、Q1を見ていて、いろいろな流れの中で結果的にユーズドタイヤでアタックすることになったこともあって、見ている段階から緊張していました。ただ、前回のテストでもユーズドタイヤでのタイムが良かったので、自信を持ってアタックをしたら、何とかQ2を突破できました。ここを突破できれば、立川さんがいいポジションを獲ってくれると思っていたので、必死で頑張りました。モニターで立川さんのアタックを観ていたのですが、18号車に抑えられているように見えたのですが、立川さんがすごいタイムを出してくれました。このオフはウチのクルマが開発車両となって、12年仕様を最初に導入して開発を進めてきましたが、まだ足りない部分はありますが、成熟してきたという実感はあります。去年は苦労していたので、今年はこうして開幕戦で結果が出せて良かったと思っています。明日の決勝レースに向けては、まだ見えない部分が多く、ドライタイヤでもしっかり走れていないので、何とも言えませんが、朝のフリー走行でロングランなどをして、セッティングの見極めをした上で、決勝レースに臨みたいと思います。GT500で初めてのPPスタートになるので、PPから逃げて開幕戦からダッシュしていきたいと思っています」
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