アウディのGTワークスドライバーを務めるレネ・ラストが、オーストラリアV8スーパーカーの元チャンピオン、クレイグ・ラウンズに代わって2月のバサースト12時間に参戦することになった。
ラウンズは先週、バイク事故で鎖骨を骨折。3月のオーストラリアV8開幕までに回復するべく治療に臨んでいる。ラウンズは、同じくV8スーパーカーのチャンピオン経験をもつガース・タンダー、そしてスティーブ・マクラフリンとともにアウディR8でバサースト12時間に参戦予定となっていたが、怪我により参戦をキャンセルすることになってしまった。
これを受け、チームは2014年のバサーストでアウディを駆り5位に入った経験をもつラストをチームに迎えることになった。
「マシンを共有する代わりのドライバーを見つける必要があった。クレイグが外れると発表されてから、携帯電話をかなり活用したよ」とタンダー。
「アウディのトップレベルのワークスドライバーのひとりであるレネ・ラストを確保することができた。大きな責任がかかっているが、ヨーロッパのGTレースを見た時、彼はナンバーワンと言えるドライバーだよ」