更新日: 2018.02.16 19:52
道見ショーン真也、FCJ鈴鹿戦で逆転王座を狙う
Plan Zが応援する道見ショーン真也選手、今週末の鈴鹿FCJ第10~12戦で逆転王座を狙う!
トヨタがサポートするFTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール)出身ドライバーで、株式会社Plan Zが応援する道見ショーン真也選手が、今週末、鈴鹿サーキットで開催されるFCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)第10~12戦に臨む意気込みを語ってくれました。
前回、富士スピードウェイで開催されたFCJ第8戦では、予選2番手、フロントロウからスタートした道見ショーン真也選手はスタートでひとつ順位を落とし、3番手からの追い上げを開始。8周目に2位に浮上したものの、トップとの差を詰めきれずにそのまま2位でチェッカーを受けました。
翌日の第8戦では今季2度目のポールポジションからのスタート。しかし雨の路面に足を取られ、大きくホィールスピンを喫し、さらに第2コーナーで痛恨のスピン。激しい追い上げを続け、トップグループと同等のラップタイムで周回を重ねたものの、残念ながらノーポイントで、ランキングをひとつ落とす結果になってしまいました。
速さが結果につながらないもどかしさを胸に、道見ショーン真也選手は10月26~27日に開催されたF1インドGPのサポートレース、MRFチャレンジシリーズに急遽スポット参戦。このレースはGP2やルノー3.5、ユーロF3から多くの強豪が参戦するレースですが、道見ショーン真也選手は、激しいバトルを勝ち抜き8位、6位と連続入賞。ヨーロッパ勢と互角以上の戦いぶりを見せました。
そして今週末の鈴鹿サーキットで開催されるFCJ第10戦~12戦では、最後の勝負を賭けて今シーズン初優勝を狙います。まだ首位とは16ポイント差のランキング7位。計算上ではランキング10位の選手まで逆転王座の可能性を残しています。得意な鈴鹿サーキットで、今シーズンの集大成を目指す道見ショーン真也選手に、温かいご声援をお願いします。
■道見ショーン真也選手のコメント
「自分が速いという自信は、ずっと揺るぎないものがあります。でも、スタートを失敗したり、ときに限界を越えてスピンしたりするのは、まだレース歴2年目という経験不足が大きいですね。インドF1のサポートレースも、初日のフリー走行からずっとトップタイムでしたが、気温や路面の変化にマシンのセッティングを合わせきれなかった悔しさも残りました。ただ、バトルになったら自分のほうがレース・クラフトは長けているのもわかり、自信を深めて帰国しました」
「鈴鹿は、勝ちます。ポールポジション、ファステストラップ、そして3連勝と、完全制覇を目指したい。それで逆転チャンピオンになれれば最高ですね。応援してくれるPlan Zの門谷社長や、たくさんの友人たちのためにも勝ちたいですし、いつも僕をサポートしてくれるアメリカの家族も今回は鈴鹿に駆けつけてくれます。プレッシャーを楽しむ気持ちで、フリー走行の走り始めから、最終戦のチェッカーまで集中し、すべてノーミスで、全力を出し切って走りきりたいと思っています」