全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿で優勝を飾ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が、第2戦オートポリスには出場しないことが明らかになった。代役として、第2戦のみ井口卓人が36号車のステアリングを握ることになる。
開幕戦では見事なスタートを決め逆転勝利を飾ったロッテラーは、今季はフォーミュラ・ニッポンをはじめスーパーGT、アウディワークスでのル・マン24時間/ILMC、さらにレクサスLFAでニュルブルクリンク24時間に挑戦する予定となっており、多忙なスケジュールとなっている。
そんな中、6月4日に行われるフォーミュラ・ニッポン第2戦オートポリスは翌週にル・マン24時間を控えており、今回のロッテラーの欠場が決まったようだ。
ロッテラーに代わって36号車のステアリングを握るのは、昨年DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGINGからフォーミュラ・ニッポンを戦っていた井口。井口はかつて全日本F3に参戦していた頃にはトムスに在籍しており、コミュニケーションの面では不安はないだろう。
また、井口にとってオートポリス戦は地元九州での一戦。第2戦のみの代役での出場とはいえ、気合が入る一戦になりそうだ。