更新日: 2018.02.23 14:50
陣川、マカオGP併催レースで予選4番手もリタイア

陣川雄大 初挑戦のフォーミュラマスターズ&マカオGP
予選4位を獲得するも、決勝はリスボアコーナーでクラッシュに終わる。
第60回マカオGP サポートレース フォーミュラ・マスターズ・チャイナ・シリーズ(FMCS)にGOLD WOLF RACINGから陣川雄大が初挑戦を果たしました。チーム、ドライバー共に初めてのシリーズ、初めてのマカオGPでしたが、予選は4番グリッドを獲得。しかし決勝は残念ながらリスボアコーナーでクラッシュし、リタイヤと言う結果となってしまいました。
当初FCJ最終戦に向けて参加調整をしていた陣川雄大とGOLD WOLF RACINGでしたが、フォーミュラ・マスターズ・チャイナを運営するTop Speed上海からマカオGPへの参加を打診され、悩んだ末にマカオGPへの参加を決定しました。
参加への打診があったのが10月10日。すでに開催まで一ヶ月となってしまっていましたが、急遽10月14日に上海国際サーキットでテストプラグラムを組んで渡航しました。細かなトラブルに見舞われながらも4時間のテスト走行を行い、陣川雄大はマシンの感触を確かめ、その後インドへ渡りF1インドGPサポートレースのMRF Challenge 開幕戦に参戦。一旦日本へ帰国しすぐにマカオ入りと言う慌しい予定をこなしました。
レースウイークの火曜日にはメカニックをはじめ、全スタッフがサーキット入り。すぐにマシンのセットアップが行なわれました。シート合わせなどはすでに上海で済ませていた為、余計な時間は使わずに純粋にマシンの調整だけに集中し、走行前日の金曜日までにはパーフェクトな状態でマシンを仕上げる事が出来ました。唯一の不安はチームとしてこのシリーズに於いて参加経験が無い事。どこまでマシンを仕上げられるかに勝負は掛かっていました。